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ORTHO-NEWS|【生物統計講座】持越効果を考慮できるクロスオーバー比較デザインの紹介

こんにちは。
株式会社オルトメディコ 統計解析課です。

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私たちがまとめたクロスオーバー比較デザインの論文です。是非、ご一読ください
https://www.orthomedico.jp/e-mail-magazine-pdf/linkm20240215pdf.html
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皆様は、クロスオーバー比較デザインを
実施したことがあるでしょうか?

よく用いられるデザインは、
2×2 の場合が多いと思います。

このデザインは、
群1 (A→B) と群2 (B→A) という順序に
ランダムに割り付けるデザインです。

2つの介入が交差するため、
適切なデータ処理や解析を実行すれば、
時期効果を考慮して介入効果を算出できます。

しかし、このデザインには、ICHE9で記載されている通り、持越効果を上手く推定できないという問題があります。

群1 (A→B)
群2 (B→A)

このようなデザインだと

持越効果がない介入A
持越効果がない介入B
Aの持越効果をうけた介入B
Bの持越効果をうけた介入A

のデータはありますが、

Bの持越効果をうけた介入B
Aの持越効果をうけた介入A

がありません。

これが原因で持越効果が計算できないのです。

そこで、

群1 (A→B→B)
群2 (B→A→A)

というようにデザインを拡張することで、

Bの持越効果をうけた介入B
Aの持越効果をうけた介入A

のデータを取得し、
持越効果を分離した解析ができます。

このようなデザインで試験を
実施してみたいと考えている方は、
是非弊社までお問い合わせください。

もちろん、解析のみの受託も承っております!!

オルトメディコでは、

① これからヒト臨床試験を計画する方
② ヒト臨床試験を実施中の方
③ ヒト臨床試験を終えてこれから解析する方
④ 以前実施した試験データを再解析したい方

のような様々なニーズに対応できるように

統計解析に関するサービスを実施しております。

https://www.orthomedico.jp/e-mail-magazine-pdf/linkm20240215pdf.html

是非、統計解析を通して
オルトメディコのサービスを
体験してください!!

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まで、ご気軽にご連絡ください。

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