株式会社オルトメディコ

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あいち小児保健医療
総合センターと研究開始

乳酸菌飲料を食物アレルギー児に
摂取させる試験を
実施しています。

EPA・DHAによる
小児食物アレルギーの改善に関する研究

食物アレルギーの治療薬の
無い今できること

乳幼児に発症する食物アレルギーは、その後、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症するリスクが高いと言われていますが、いまだ食物アレルギーの治療薬はありません。 n-3系多価不飽和脂肪酸とも呼ばれるEPAやDHAは抗アレルギー作用が示唆されており、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に対する治療補助に有用であることが報告されてきました(文献1、文献2)。

治療薬開発の一助となることを期待して

しかしながら、現状では食物アレルギーに対する効果は検証されておりません。そこで、本研究では、(株)ノーベルが提供するEPA・DHAを含有する乳酸菌飲料を食物アレルギー児に摂取させることによる、アレルギー症状の変化を探索的に評価することを目的に、試験を実施しています。我々は本研究結果が食物アレルギーの治療薬開発の一助となることを期待しています

  • 【文献1】 菊池 哲ら, 難治性アトピー性皮膚炎患児へのn-3系多価不飽和脂肪酸補充療法, 日本小児アレルギー学会誌, 1994;8(1):18-26
  • 【文献2】 鳥居 新平ら, n-3系列多価不飽和脂肪酸強化食のアトピー性皮膚炎に対する効果, 日本小児アレルギー学会誌, 1995;9(2):67-75

【研究情報】臨床研究実施計画番号:jRCTs031190192

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