皆様
論文クイズの時間がやってまいりました。
今回のテーマは、
パラグラフ構成と論文の伝わり方です。
本日の問題はコチラ!
■ 論文クイズ【第6回】
- Question
①パラグラフ冒頭の「トピックセンテンス」として、最も適切なのはどれでしょうか?
- A. 研究背景について、できるだけ幅広く一般論から説明する
- B. パラグラフで最も伝えたい内容を、具体的に示す
- C. 詳細な結果や考察から書き始める
②次の英文パラグラフで、文の配列として最も適切な説明はどれでしょう?
The water is a major source of pollution. Millions of chemicals are released into the environment and end up in water.
The impact of most of these chemicals on human health is …- A. 各文が独立しており、特に関連性はない
- B. 抽象的な話題から具体的な内容へ段階的に展開している
- C. 結論を最初に示し、理由を後から補足している
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- Answer
① B
文やパラグラフの最初にあたる「トピックポジション」には、
そのパラグラフで最も伝えたい内容を端的に示す要素を置くことが重要です。ただし、内容に具体性が欠けていると、
表現が冗漫になり、読者の注意を引きにくくなってしまいます。そこで、トピックポジションに置かれるトピックセンテンスでは、
読者の興味を引くために、次のような工夫がよく用いられます。- ・数字や人名などを用いる
- ・付加価値のない平凡な表現を削除する
- ・パラグラフの締めくくりでは、そのパラグラフの導入部を想起させるセンテンスを用いることで、パラグラフに一貫性を持たせる
このように、トピックセンテンスは「具体的に書くこと」が論文を読みやすく、伝わりやすくするポイントです。
② B
1文目では、メイントピックである water から、1つ目のサブトピック pollution を提示しています。
続く2文目では、2つ目のサブトピックである millions of chemicals が導入され、1文目で示した pollution をより具体的に説明しています。
さらに3文目では、3つ目のサブトピックである impact of most of these chemicals が提示され、2文目の内容を受けて、その影響へと話題が発展しています。このように、情報量や具体性が段階的に深まるよう文を配置することで、論理的な流れが生まれ、読者にとって理解しやすい文脈を構築することができます。
センテンスの内容が正しくても、配置を誤ると「読みにくい論文」になってしまう点は注意が必要です。
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それでは、次回の論文クイズをお楽しみに!













