4月に入りましても花粉の飛散が続き、お辛い思いをされている方も多いのではないでしょうか。どうぞご自愛ください。
第6回目となる本クイズは、臨床試験報告に関する統合基準であるCONSORT 2010の更新版、CONSORT 2025の解説論文
『馬場亜沙美ら. CONSORT 2025 explanation and elaboration: updated guideline for reporting randomised trialsの和訳 (2). New Food Industry, 2025, 67(8): 447-470』の、臨床試験報告における透明性を高めるために新規追加された項目「Item 21a」から出題いたします。
【第6回】論文関連クイズ
- Question
新規に追加された項目 (Item 21a. Statistical methods used to compare groups for primary and secondary outcomes, including harms) に関する記述として、正しいものはどれか。
- A. 主要アウトカムの群間比較に用いた統計手法を記載すれば十分であり、副次アウトカムや有害事象の解析手法は報告不要である。
- B. 使用した統計モデルや推定法、効果指標、信頼区間・p値の算出方法を、読者がデータを再解析できる程度に詳述することが求められる。
- C. ランダム化比較試験では解析手法が標準化されているため、統計手法の詳細な記述は論文の冗長性を高めるだけで必要性は低い。
- Answer
【B】
Item 21aでは、主要・副次アウトカムの群間比較に用いた統計手法を有害事象も含めて詳述することが求められます。具体的には、使用モデルの種類、推定法、効果量、信頼区間・p値の算出方法を、読者が再解析できるほど十分に記載することが重要です。統計手法の透明な報告は試験結果の信頼性・再現性の検証に不可欠であり、記述を省略することは推奨されません。
今後もこの【論文関連クイズ】では、弊社執筆論文の要点をクイズ形式でお届けいたします。
次回もぜひお楽しみに!
また、オルトメディコでは、ヒト臨床試験や機能性表示食品の届出実務に携わる皆さまを対象に、どなたでもご参加いただけるウェビナーを開催しております。
弊社ウェビナー「オルトライブ」では、毎回異なるテーマを設け、実務に役立つ情報をお届けしています。
今後の配信予定につきましては、メルマガにて随時ご案内いたしますので、ぜひお見逃しなく!













