免疫クイズ
春が深まり、屋外で過ごす時間が増える季節になりました。
一方で、花粉やほこり、環境中の刺激にさらされる機会も多く、体内では免疫細胞が日々働いています。
免疫細胞の中でも「マクロファージ」は名前を聞く機会が多いものの、その役割が曖昧に理解されがちです。
今回はマクロファージの基本的な役割について整理します。
- Question
マクロファージの主な役割として、最も適切なものはどれでしょうか。
- (A) 抗体を産生して異物を排除する。
- (B) 異物を取り込み分解し、免疫反応のきっかけを作る。
- (C) 免疫反応を抑制するホルモンを分泌する。
- (D) ウイルスを直接中和する物質を放出する。
- Answer
正解:(B)
マクロファージは自然免疫を担う代表的な免疫細胞であり、体内に侵入した細菌や異物を取り込み、分解する働きを持ちます。
この働きは「貪食」と呼ばれ、異物を処理する初期防御として重要です。
さらに、分解した異物の情報をリンパ球に伝えることで、獲得免疫の活性化にも関与します。
抗体を産生するのはB細胞であり、マクロファージの役割ではありません。
このようにマクロファージは、免疫反応の出発点として重要な位置づけにあります。
いかがでしたでしょうか。
マクロファージの役割を理解すると、自然免疫と獲得免疫のつながりがより明確になります。
免疫細胞それぞれの役割を整理することは、免疫評価や研究内容を読み解く際の基礎となります。
次回もお楽しみに。













