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2025.05.29
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近年、ストレスと健康の関係に注目が集まり、食品の機能性評価において「唾液ストレスマーカー」が活用されるケースが増えています。
特に食品の摂取によるストレス軽減効果を評価する際、血液検査よりも負担の少ない唾液検査が有効です。
今回は、唾液ストレスマーカーとして有用な、3つの検査項目をご紹介いたします。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるストレスホルモンで、ストレスを受けるとその分泌量が増加します。特に長期的なストレス負荷を反映するため、慢性的なストレス状態を評価するのに適した指標です。
心理的ストレスや過重労働による影響を調べる際に、唾液中のコルチゾールレベルを測定することで、ストレス軽減効果を持つ食品成分の有効性を科学的に裏付けることが可能です。
実際に、特定のハーブ成分や乳酸菌がストレスによるコルチゾール上昇を抑える可能性があることが報告されており、これらの機能性評価に唾液コルチゾール測定が活用されています。
α-アミラーゼは、主に交感神経の活動によって分泌が調節される酵素で、ストレス負荷がかかるとその分泌量が増加します。
特に短時間のストレス変化を捉えやすいため、即時的なストレス応答を評価するのに適しています。
リラクゼーション系食品や機能性飲料が、摂取直後にストレス軽減効果をもたらすかどうかを検証する際に、α-アミラーゼの測定が有用です。
また、カフェインやテアニンといった成分が、ストレス負荷によるα-アミラーゼの変化にどのような影響を与えるかを調べる研究も行われており、機能性食品の開発において重要な評価指標となっています。
sIgAは、唾液中に分泌される免疫グロブリンの一種で、粘膜免疫の重要な役割を担っています。
ストレスを受けると免疫機能が低下し、sIgAの分泌量が減少することが知られています。
このため、sIgAの測定はストレスによる免疫機能の低下を評価し、ストレス対策食品の有効性を検証するための重要な指標となります。
プロバイオティクスや特定のポリフェノールがsIgA分泌を促進し、ストレスによる免疫低下を抑える効果があることが示唆されており、機能性食品の研究・開発において注目されています。
まだまだご紹介したい項目がたくさんありますが、いかがでしたでしょうか。
次回も魅力的なバイオマーカーをご紹介できればと思います。
オルトメディコでは、バイオマーカー測定を含む食品試験のサポートを行っています。
「こんな項目は測定できないの?」「この項目は試験に有用かな?」など、ご興味のある方は、お気軽にご相談くださいませ!
オルトメディコのストレス評価試験に関する詳細はこちら
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