CAND関連クイズ
春の訪れとともに、新年度に向けた研究テーマや試験計画の整理が進む時期です。
評価指標を検討する中で、「主観評価」と「客観評価」をどのように使い分けるかに悩むことも少なくありません。
特に食事調査では、数値として扱われる面がある一方で、人の記憶や選択に基づく側面も含まれます。
今回は、主観評価と客観評価の違いについて確認します。
- Question
食事調査におけるCANDの位置づけとして、主観評価と客観評価の関係を正しく表しているものはどれでしょうか。
- (A) CANDは完全な客観評価であり、被験者の主観は含まれない。
- (B) CANDは主観評価のみで構成され、科学的評価には利用できない。
- (C) CANDは客観評価のみを目的として設計されている。
- (D) CANDは主観的な記録を一定の基準で整理し、評価可能なデータとして扱う手法である。
- Answer
正解は…(D)
解説:
食事調査では、血液検査などのような完全な客観評価を行うことは難しく、多くの場合、被験者の記憶や認識に基づく主観的情報が含まれます。
CANDは、被験者が食べた料理を料理名から選択し、人前換算で量を記録する自記式記録法であり、入力自体は主観に基づきます。
一方で、料理分類や栄養素等摂取量はあらかじめ定められた基準に基づいて算出されており、データとしては一定の再現性と比較可能性が確保されています。
消費者庁の特定保健用食品申請に係る留意事項においても、日常的な食事状況を把握するための方法として、このような整理された食事調査が求められています。
CANDは、主観評価をそのまま用いるのではなく、評価に耐えうる形に変換する点に特徴があります。
いかがでしたでしょうか。
主観評価と客観評価は対立するものではなく、目的に応じて組み合わせて活用することが重要です。
食事調査の特性を理解することで、得られたデータの意味をより正確に読み取ることができます。
評価指標を考える際の基礎として、ぜひ意識してみてください。
次回もお楽しみに。
▶直近のウェビナー
| 開催日時 | 申込締切 | ウェビナータイトル |
|---|---|---|
|
3/6(金) |
3/5(木) |
毎月開催!2026年上半期のイベント情報!! |
|
3/9(月) |
3/6(金) |
制度建立背景及整体概况 —— 与特定保健用食品的差异解析 制度創設の背景と全体像 — 特定保健用食品との違いを理解する |
|
3/11(水) |
3/10(火) |
失敗しない研究開発のご提案【目鼻のアレルギー評価、ヒト臨床試験を行う前に】 |














