CAND関連クイズ
初夏を感じる日が増え、食事やサプリメントによる栄養管理への関心も高まる季節です。
近年は機能性表示食品や栄養強化食品の開発において、「不足を補う」だけでなく「摂りすぎを防ぐ」という視点も重視されています。
今回は、食事調査や栄養評価でも重要となる「耐容上限量」についてのクイズです。
- Question
「耐容上限量(UL)」に関する説明として、正しいものはどれでしょうか。
- (A) 健康維持のために必ず摂取すべき推奨量である
- (B) 通常の食品摂取ではなく、過剰摂取リスクを考慮する指標である
- (C) 長期間摂取しても健康障害のリスクがほとんどないとされる上限量である
- (D) サプリメントや強化食品の設計時にも重要な指標である
- Answer
正解:(B)、(C)、(D)
解説:
耐容上限量(UL:Tolerable Upper Intake Level)は、「健康障害を起こすリスクがほとんどないと考えられる習慣的摂取量の上限」を示す指標です。
日本人の食事摂取基準では、ビタミンAや亜鉛など、一部栄養素で設定されています。ULは「積極的に目指す量」ではなく、過剰摂取を防ぐための安全指標です。
特にサプリメントや栄養強化食品では、通常の食事摂取に加算されるため注意が必要です。
CANDのような食事調査票では、日常の食事内容を把握することで、栄養素摂取量が過不足なく管理されているかを評価できます。
臨床試験でも、安全性評価の観点からULを超えない設計が重要になります。
いかがでしたでしょうか。
栄養設計では「足りているか」だけでなく、「摂りすぎていないか」の視点も欠かせません。
食事調査データとサプリメント摂取量を合わせて確認することが、安全性評価の基本となります。
次回もお楽しみに。
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