検査クイズ
- Question
次のうち、中性脂肪(トリグリセリド)の主な役割として正しいものはどれでしょうか。
- (A) LDLは肝臓から全身へコレステロールを運び、HDLは血管壁などのコレステロールを肝臓へ運ぶ
- (B) LDLは血管壁などのコレステロールを肝臓へ運び、HDLは肝臓から全身へコレステロールを運ぶ
- (C) LDLとHDLは、どちらも肝臓から全身へコレステロールを運ぶ
- (D) LDLとHDLは、どちらも血管壁などのコレステロールを肝臓へ運ぶ
- Answer
(A)
LDL(低比重リポ蛋白)は、肝臓から全身へコレステロールを運ぶ役割を担っています。
一方、HDL(高比重リポ蛋白)は、血管壁などにたまったコレステロールを回収し、肝臓へ運ぶ役割を担っています。
この働きの違いから、LDLコレステロールは「悪玉」、HDLコレステロールは「善玉」と呼ばれることがあります。
ただし、コレステロール自体は細胞膜やホルモンなどの材料となる、体に必要な物質です。
LDLコレステロールが高い状態やHDLコレステロールが低い状態は、動脈硬化性疾患の発症リスクと関連するため、それぞれの役割と検査値を正しく理解することが大切です。
いかがでしたでしょうか。
「悪玉」「善玉」という名称は覚えやすい一方で、LDLそのものが悪い物質、HDLなら高いほどよい、と単純に捉えてしまいがちです。
検査値を見る際には、それぞれが担う役割を理解したうえで評価することがポイントです。
次回もお楽しみに。












