検査クイズ
- Question
中性脂肪(トリグリセライド:TG)の検査値について、正しいものはどれでしょうか?
- (A) TGの基準は、空腹時でも食後でも同じである
- (B) TGは食事の影響を受けるため、採血条件によって基準が異なる
- (C) 食後に測定したTGは、脂質評価には使用できない
- (D) TGは食事による影響をほとんど受けない
- Answer
(B)
TGは食事の影響を受けやすく、採血条件を考慮して結果を読む必要があります。
日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、高トリグリセライド血症の診断基準を、空腹時採血では150 mg/dL以上、随時採血では175 mg/dL以上としています。
食後のTG上昇も動脈硬化性疾患のリスクと関連することが示されており、「食後だから評価できない」というわけではありません。
脂質検査では数値だけでなく、いつ、どのような条件で採血したかを確認することも重要です。
いかがでしたでしょうか。
脂質検査は身近な検査ですが、採血条件によって結果の読み方が変わる項目があります。
臨床試験でも、評価項目の特性を理解したうえで採血条件を設定・統一することが、適切なデータ評価につながります。
次回もお楽しみに。












