いつもお世話になっております。
近年、食品機能性研究の分野で注目を集めている「ニュートリゲノミクス」。
遺伝子発現解析技術の進歩により、食品成分が遺伝子に与える影響を網羅的に調べられる時代になりました。
今回はニュートリゲノミクスについて、統計解析の視点からクイズをお届けいたします!
ちょっとした息抜きや、知識の腕試しとしてもお楽しみいただければ幸いです。
クイズに行き詰まったら、統計解析.comを覗いてみてください!
問題のヒントが書いてあります!
- Question
Q1: DNAマイクロアレイ解析において、定量的な測定対象となる機能性分子として最も適切なものはどれですか。
- A. ゲノムDNA
- B. メッセンジャーRNA (mRNA)
- C. 転写因子タンパク質
- D. アミノ酸
Q2: 遺伝情報がDNAからRNAへと写し取られるプロセスであり、遺伝子発現の最初の段階にあたる現象の名称として正しいものはどれですか。
- A. 翻訳
- B. 複製
- C. 転写
- D. スプライシング
Q3: DNAマイクロアレイ解析の技術的・臨床的な最大の特徴および主たる用途として、最も適切な記述はどれですか。
- A. 単一の遺伝子のみを極めて高感度かつ特異的に検出する。
- B. 条件の異なるサンプル間で、数千から数万の遺伝子発現量を網羅的に比較・解析する。
- C. 細胞内に存在するすべてのタンパク質の立体構造を一括して決定する。
- D. DNAの塩基配列に生じた未知の突然変異をすべてスクリーニングする。
- Answer
Q1: 正答: B
解説:
タンパク質合成の設計図として機能するmRNA (メッセンジャーRNA) の量は遺伝子の利用頻度を反映するため、mRNA量を測定することで遺伝子発現状態を定量的に把握できるとされています。DNAマイクロアレイ解析はこのmRNA量を多数の遺伝子について同時に測定する手法です。Q2: 正答: C
解説:
DNAに記された遺伝情報が読み取られ、機能性分子の合成へとつながる一連の過程を「遺伝子発現」と呼び、その最初の段階としてDNAの塩基配列情報がRNAに写し取られるプロセスを「転写」と定義しています。Q3: 正答: B
解説:
DNAマイクロアレイ解析は、数千から数万もの遺伝子の発現量を一括して解析でき、処理条件の違いや疾患の有無など「条件の異なるサンプル間で遺伝子発現を比較する用途」に特に適しています。
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