CAND関連クイズ
夏本番を前に、健康食品や機能性表示食品の臨床試験が活発に進む時期となりました。
試験結果を正しく解釈するためには、被験者の食事状況を適切に把握することが重要です。
今回は、食事調査ツールであるCANDを活用する際に誤解されやすい「個人への当てはめ方」について学んでみましょう。
- Question
CANDの結果を個人に当てはめる際の考え方として適切なのはどれでしょうか。
- (A) 算出された栄養素等摂取量は、その人の実際の摂取量を正確に示している
- (B) 食生活や栄養摂取の傾向を把握するための参考情報として活用する
- (C) CANDは臨床試験における食事状況の把握を目的としている
- (D) 個人の栄養素摂取量を精密に評価するための確定診断ツールである
- Answer
正解:(B)、(C)
解説:
CANDは、健康食品や保健機能食品の臨床試験において、食生活や栄養素等摂取量を一定の精度で把握することを目的として開発された食事調査法です。料理名の選択や「グー・チョキ・パー」による摂取量評価を採用し、回答負担を抑えながら食事状況を把握できる仕組みとなっています。
一方で、各料理の栄養素等摂取量は蓄積データから設定された代表値であり、個々の料理や個人の実際の摂取量を完全に再現するものではありません。
そのため、個人の栄養摂取量を精密に診断する用途ではなく、臨床試験において食事の偏りや群間差を評価するための参考情報として活用することが重要です。
いかがでしたでしょうか。
食事調査法は、それぞれ目的に応じて適切に活用することが重要です。
CANDは個人の厳密な栄養診断よりも、被験者集団の食事状況や栄養摂取傾向を把握するためのツールである点を理解しておくと、試験結果の解釈にも役立ちます。
次回もお楽しみに。














