検査クイズ
- Question
便を使って評価できる「免疫」に関連する検査項目は、次のうちどれでしょうか?
- (A) 分泌型IgA
- (B) HbA1c
- (C) LDLコレステロール
- (D) TG
- Answer
(A)
分泌型IgA(sIgA)は、腸管などの粘膜表面に存在する抗体で、細菌やウイルスなどの異物が体内へ侵入するのを防ぐ「粘膜免疫」に関わっています。
腸管ではIgAと腸内細菌とが相互に作用しており、便中のIgAを測定することで、腸管における免疫機能の一側面を評価できます。
このように便は、腸内細菌だけでなく、腸管の免疫機能に関連する情報を得るための検体としても活用されています。
なお、HbA1cやLDLコレステロール、TGは一般的に血液を用いて評価します。
いかがでしたでしょうか?
便には、腸内細菌以外にもさまざまな生体情報が含まれています。
「何を測るか」だけでなく、「どの検体から測るか」という視点を持つことも、検査を選ぶうえで重要です。
次回もお楽しみに。












