検査クイズ
- Question
食物繊維の摂取と便性状の関係について、正しいものはどれでしょうか?
- (A) 食物繊維はすべて消化・吸収されるため、便性状にはほとんど影響しない
- (B) 食物繊維の種類によって、便のかさや水分保持、腸内細菌による発酵などへの作用が異なる
- (C) 食物繊維を摂取すると、必ず便が硬くなる
- (D) 便性状は食事の影響を受けず、腸内細菌だけで決まる
- Answer
(B)
食物繊維は小腸で消化・吸収されにくく、大腸まで到達する成分です。
ただし、すべての食物繊維が同じように作用するわけではありません。
種類によって、水分を保持して便をやわらかくしたり、便のかさを増やしたり、腸内細菌によって発酵されて短鎖脂肪酸などの代謝物を産生したりする性質があります。
そのため、排便に関する食品の臨床試験では、排便回数だけでなく、便の硬さや形状などの便性状も重要な評価指標になります。
いかがでしたでしょうか?
「便が出た・出なかった」だけでは、排便状態の変化を十分に捉えられない場合があります。
食事内容とあわせて排便回数や便性状などを記録することで、食品摂取とおなかの状態との間の関係をより多面的に評価できます。
次回もお楽しみに。












