オルトメディコスタッフの日々
スタッフブログ
2020.06.19
皆様こんにちは。営業部2課の福岡です。
今回も前回に引き続き、印象に残った本をこのブログで
紹介したいと思います。
今回紹介する本は
“氷菓(ヒョウカ)”です。
この本は高校生活を舞台に・・・・
積極的には関わろうとしない“省エネ”主人公の
折木奉太郎がなりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、
日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていく物語です。
突然ですが・・・
ミステリーと聞いて何を想像しますか?
おそらく殺人事件のような過激な事件に迫ったり
解決をしたりするのではと考えると思います。
しかしこの氷菓では、前文に記載している通り
日常の謎を主人公が解決していく物語です。
日常の謎と言っても想像しにくいと思いますので、
氷菓内の謎を例として以下に記載いたします。
・いつのまにか密室になった教室
・図書館の分厚い本を毎週違う人が借りるのはなぜか？
・あるはずの文集をないと言い張る少年の理由とは？
・氷菓という題名の文集に秘められた33年前の真実とは？
というような日常の範囲内で、起きそうな謎です。
この謎を解きつつ物語が進行していきます。
全体的にライトノーベルに近い形なので
文章は読みやすく、テンポも軽快で、キャラクターの特徴が
明確に打ち出されていてミステリーとしては非常に
読みやすい作品です。
是非この本で日常に起きそうな謎に触れてみて下さい。
そうすれば身の回りの出来事が気になってくるかもしれません。
またこの小説はアニメ化、漫画化、実写化しておりますので
具体的なイメージをしたい方にオススメ致します。
更にこの小説はシリーズものですので、
読んでみて面白いと思った方は次の”愚者のエンドロール”
をお手にとってみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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