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暑い日が続く中、熱中症のリスクが高まっています。もし、周囲で熱中症が疑われる方を見かけたら、すぐに対応することが重要です。早期に適切な処置を行うことで、命を救うことができます。

今回は、熱中症が疑われる場合にどのように対応すべきか、簡単で効果的な対応方法をお伝えします。

熱中症が疑われる人を見かけたら¹⁾

熱中症における初期の症状として、
● めまい
● 立ちくらみ
● 生あくび
● 大量の発汗
● 筋肉痛
● こむら返り

などの症状が挙げられます。これらの症状が進むと、
● 頭痛
● 嘔吐
● 倦怠感
● 判断力低下
● 集中力低下
● 虚脱感

といった症状に現れます。

このような症状がみられる場合、すぐに涼しい場所で休み、水分と塩分を補給することが熱中症予防に大切です。

〇涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させます。

〇からだを冷やす
衣服をゆるめ、からだを冷やします (特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)。

〇水分補給
経口補水液などを補給します （経口補水液を一度に大量に飲むとナトリウムの過剰摂取になる可能性があります。腎臓・心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は指示に従ってください）。

〇熱中症の応急処置フローチャート
以下にフローチャートを示します。あくまで応急処置ですので、自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう！

図１. 熱中症の応急処置のフローチャート

これから本格的に暑くなりますが、無理せずお体を大切にしてください。

【参考文献】

1)	厚生労働省. 熱中症予防のための情報・資料サイト. 熱中症が疑われる人を見かけたら. https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/happen.html （2025 02 19 検索）

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