皆さんこんにちは!
本日は、
統計解析クイズを出題します!
- Question
Q1: メタアナリシスを実施する前の準備として、最も適切なものはどれか?
- A. 異質性を避けるために、データの収集後に適格基準を柔軟に変更する。
- B. まず可能な限りデータを集め、その後で何を明らかにするか(PICO要素)を定義する。
- C. メタアナリシスはレビューの最終工程と位置づけ、事前に介入比較や解析するアウトカムの計画を立てる。
- D. 小規模な研究は結果を歪めるため、リスク・オブ・バイアス評価を行わずに一律で除外する。
Q2: 汎用的な逆分散法(Inverse-variance; IV)アプローチにおける「重み」の計算方法として、正しい記述はどれか?
- A. 各研究の重みは、効果推定値の標準誤差の二乗の逆数に設定される。
- B. 標準誤差が大きい小規模な研究ほど、プールされた推定値において大きな重みが与えられる。
- C. データの欠測率に応じて、各研究に対してランダムな重みが割り当てられる。
- D. 介入効果(リスク比や平均値の差)が最も大きい研究に対して、無条件で最大の重みが与えられる。
Q3: メタアナリシスにおける「固定効果モデル」と「ランダム効果モデル」の違いについて、適切な説明はどれか?
- A. 固定効果モデルは、研究ごとに異なるが関連する効果を推定していると仮定する。
- B. 固定効果モデルは、すべての研究が正確に同じ真の効果を推定していると仮定する。
- C. ランダム効果モデルは、異質性を無視して計算するため主解析には適さない。
- D. ランダム効果モデルでは、小規模な研究の重みが完全にゼロになるため大規模研究のみが結果に影響する。
ヒントはコチラの画像をクリック!↓
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Q1: 正答: C
解説:
メタアナリシスはレビューの最終工程です。分析を始める前に、何を明らかにしたいのか(PICO要素)を定義し、適格基準やどのアウトカムを解析するかをあらかじめ計画しておく必要があります。事後的な基準の変更は恣意的な結果を招くため不適切です。Q2: 正答: A
解説:
逆分散法では、各研究に与えられる重みは効果推定値の分散の逆数(標準誤差の二乗の逆数)となります。これにより、標準誤差が小さい(精度が高い)大規模な研究ほど大きな重みが与えられ、プールされた効果推定値の不確実性が最小化されます。Q3: 正答: B
解説:
固定効果モデルは、含まれるすべての研究が「同じ真の効果」を推定していると仮定します。一方、ランダム効果モデルは、研究間分散(異質性)を考慮して「異なるが関連する効果」を推定すると仮定し、異質性を含めて重みを計算します。そのため、メタアナリシスでは主解析として採用されることが多いモデルです。
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