検査クイズ
- Question
食品に含まれる成分が体内に吸収されたことを評価する方法として、最も適切なのはどれでしょうか?
- (A) 摂取前後の血中成分濃度を測定する
- (B) 摂取した食品の重量だけを測定する
- (C) 身長と体重だけを測定する
- (D) 摂取後の満腹感だけを確認する
- Answer
(A)
食品やサプリメントに含まれる成分は、摂取したすべてがそのまま体内に吸収されるわけではありません。
消化管で分解された後、吸収されて血中へ移行する成分もあれば、吸収されにくい成分や、腸内細菌によって代謝される成分もあります。
そのため、成分そのものや代謝物の血中濃度を摂取前後で測定することは、体内への吸収やその後の動態を捉える方法の一つです。目的によっては、複数の時間点で採血し、濃度の推移や最高血中濃度(Cmax)、濃度-時間曲線下面積(AUC)などを評価することもあります。
いかがでしたでしょうか?
食品に「どのくらい含まれているか」と、実際に「どのくらい体内に取り込まれるか」は同じではありません。
食品やサプリメントの研究では、摂取量だけでなく、血液などの生体試料を用いて体内動態を確認することで、成分の消化・吸収をより詳しく評価できます。
次回もお楽しみに。












