株式会社オルトメディコは、食品臨床試験・機能性食品臨床試験など特定保健用食品(特保/トクホ)のヒト臨床試験をご提供する食品CROです。

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スタッフブログ-Staff blog

今週の担当、学術・解析担当の市川と申します。
2011.02.04

解析担当ということで、ヒト試験の際に行う分析・解析について、基本的な考え方をお話ししていこうと思います。

 

1回目ということで、どういうときに食品の効果があると見なすことができるかについて、お話しします。できるだけ簡単にお話ししますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

食品やサプリメントが効果を持つかどうかを判断するときには、その効果を表すことのできるマー カーを測定し、食品の摂取前後でそのマーカーが変化したかどうかを調べます。例えば、高脂血症の改善効果を検討したい場合には血中の脂質をマーカーとしま す。高血圧に効く食品の効果を確かめたいのであれば、血圧がマーカーとなるでしょう。

 

それでは、どのような場合に、そのマーカーが変化したと言うことができるのでしょうか?食品の摂取により、あるマーカーが変化したかどうかを評価する際には、主に下記2点から検討を行います。

 

(1) 試験食品の摂取前後で変化が生じたかどうか。
(2) 試験食品摂取による変化において、被験品群と対照群 (プラセボ群)との間に差が認められるかどうか。

 

一見(1)だけで良さそうに思えるかもしれませんが、厳密には(1)だけで試験食品の機能を評価 することはできません。例えば、食品を摂取した30分後にマーカーの値が変化したとしても、それが時間経過による自然な反応なのか、それとも食品の効果に よる反応なのかを判断することができません。また、長期反復摂取試験のように、長期間に渡る試験を行う場合、季節や気候の変化によりマーカーの値が変化す ることがあります。

 

そこで、比較の基準として、摂取する食品以外の条件を揃えた対照群(プラセボ群)を準備して、変 化の仕方を比較するのです。例えば、被験品群においてマーカーが上昇したとしても、プラセボ群も同じくらい上昇していれば、被験品に効果があったとは言え ないでしょう。逆に、仮に被験品群でマーカーが増加も減少もしなかったとしても、プラセボ群のマーカーが減少していれば、被験品にはマーカーの減少を抑制 する効果があるのかもしれません。

 

このように、食品の機能を評価する際には、対照群を準備して比較することが大切なのです。また、被験品群とプラセボ群とで変化の仕方を比較する場合、摂取後のマーカーの値から摂取後のマーカーの値を引き算して変化量を算出し、変化量同士を比べることも有効です。

 

これからも、ヒト試験の時に使われている技法、考え方についてご紹介していこうと思います。次回をお楽しみに!!

弊社で受託したヒト試験が新聞に掲載されました!
2011.01.25

昨年、沖縄の定番ビール“オリオンビール”を販売するオリオンビール株式会社さんから受託させていただいたヒト試験の結果が、地元の琉球新報と沖縄タイムスで紹介されました。

 

ヒト試験での検証を行ったのは、“ウッチンチャージ”という商品。
私もサンプルを食べてみたのですが、スティック状なので食べやすく、味もシークヮーサーとマンゴの2種類あって、おやつとしても美味しく食べられます。普段からお酒を呑む機会が多い私としては、カバンの中に潜ませておいて
呑む前にこっそり食べられるのは魅力的です♪

 

ちなみに、オリオンビールさんの社名である「オリオン」という名前の由来は
一般公募によるビール名募集により採用されたそうです。2,500通もの応募の中から審査の結果、沖縄の特殊性や対外的なアピール度が考慮されて星座のオリオン座から命名された「オリオン」が1位に選ばれたそうです。マメ知識でした。

 

実際に弊社が実施させていただいたヒト試験のデータがこのように世の中に広められるのはとっても嬉しいものです。これからも世の中の様々な商品について検証試験を続けてゆき、皆さんにご紹介してゆきたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

 

 

弊社で受託したヒト試験が新聞に掲載されました!

第1回高気圧酸素スポーツ医学研究会に参加しました。
2011.01.25

来る2011年1月15日(土)に栄えある第1回高気圧酸素スポーツ医学研究会が開催されました。開 催場所はオルトメディコの事務所がある東京医科歯科大学M&Dタワーの講堂です。この講堂は昨年完成したばかりで、新しく最大500名収容可能な 最新設備をもつ施設です。

 

研究会のテーマは、高気圧酸素治療による“創傷治癒”や“スポーツ外傷”への効果について。

 

高気圧酸素治療とは100%酸素を圧力の高い部屋で吸う治療のことで、酸素をたくさん身体の中に送り 込むことによって、酸素不足やダメージを受けている組織を回復させる治療です。東京医科歯科大学 高気圧治療部には、最大16名まで収容できる高気圧酸素治療装置を備えており、世界のスタンダードとも言われています。

 

オルトメディコのスタッフは高気圧酸素治療部の研究員としても所属しているため、今回は、受付、ク ローク、案内係などの裏方としてお手伝いさせていただきました。合間に聞いた講演も大変勉強になったのですが、その後の懇親会でお酒を呑みながらザックバ ランにそれぞれの研究について話し合う場が、一番勉強になったように思えました(*^_^*)。

 

ヒト試験を行ううえでも、幅広い分野に目を向けて勉強会に参加したり、研究者とお話ししたりすること はとても大切だと考えています。今回も良い機会になりました。今回の研究会には、ドクター、ダイビングインストラクター、スポーツトレーナー等の様々な職 種の方が参加されており、懇親会の場では、普段聞けないようなお話しもたくさん聞くことができました。
当日の楽しい雰囲気が伝わるような写真を選んでみました。

 

 

第1回高気圧酸素スポーツ医学研究会に参加しました。

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